2010年6月22日火曜日

2010年6月13日日曜日

つゆ

蒸し暑くなってきました。
なので、ライラックを活けてみました。





まえに、日本語のあまり得意ではない友人に一生懸命に梅雨を説明してたら、
“あぁ、Rainy Season ね”って言われました。
まあ、そうなんだけど。 それだと、あのじとっとした雰囲気がでないなぁと思いました。

それにしても、相変わらず都内は空気が悪いですね。相変わらず、ごみが散らかってたりすえた臭いがたまにします。
でも、そんな汚い東京がすきです。

ごみの落ちていない、キレイな街はとっても居心地が悪いのでほどほどが良いと思います。
でも、いつか出て行きたいです。


最近のニュースで、友達に対するいじめを止められなかったと少年が自宅のトイレで自殺した、
というのがあって、すごく複雑な気分でした。
もしかしてこの少年はとても想像力があり・感受性が豊かで・真剣に生きていたのかもしれない。
亡くなってしまった人のことを憶測で語るのは、嫌なのでここまでですが、
しばらく考え続ける事にしよう。

そこで思ったのが、最近の、責任を果たせなかった時(少年がいじめられている友人を救うということに責任を感じていたとして)責任のある立場から消えてしまう。
それで、責任を取ったことにしてしまい、あたかもリセットされたようにしてしまう。
ほんとうは、何一つ解決されないし、より一層事態を深刻化させてしまう。
といった、風潮のなか起こった 最悪の事態 かもしれないですね。

もう10年ほど前に勤めていた会社の上司が社長の前で言ったことを思い出します。
ある目標を立て、計画を進めていたときに、社長から目標を達成出来なかった時はどうするのかと聞かれて、
彼は「その時は責任を取って辞めます!」
と言い、
「よし。」
と社長が言っていたんだけれども、
そりゃ違うだろうと、若造は思ったわけです。
それぜんぜん責任とってないやん!と思いました。


話がそれてしまいましたが、
とても暖かく、力付けてくれる、こんな曲を歌って寝ることにします。

歌詞が付いてて、英語だけれどもシンプルで解りやすいので是非皆さんも。
みなさんって言うほど、このブログ見てる人いないか。



2010年6月4日金曜日

うえの




久しぶりに上野公園に行く。
目的は、東京国立博物館でやっている“細川家の至宝”を観るためです。
骨董品の知識は全くないのだけれど、すごい楽しかった。
特に、白隠慧鶴の画や書は、出会えてよかったです。
失礼かもしれないが、とても愛嬌があって思わず笑ってしまいました。
高名な禅氏だと知ったのだけれども、画や書から受ける印象は、
皆から愛される好々爺、といった感じ。
もしかしたら、人を喰ったようなくそじじいか。もしれない。

仏教つながりで、仏像もありました。
いつか聴いた話で、仏像は仏像の表情はとても曖昧な感じがするのだけれども、
笑ってんのか、人間達を俯瞰してんのか、戒めてるのか、慈愛に満ちた目で見てんのか、
色々ととれるのだが、
その昔、電気なんてなく、蝋燭の炎が灯りだったころ、
その揺らぐ炎で仏様の表情が移り変わるように、つくったらしい。全身全霊を込めて。
それを聴いたとき、なんて想像力豊かな先人達であろう!と思った。


そんなことを考えながら、まわり、
ほかにも、興味深く飽きない展示が続き、あっという間でした。

素敵な器・花入れ・壺が30点くらいかな、ありました。
その中で“黄天目 珠光天目”中国で13~14世紀につくられたものが、すごく良かった。
なにがっていえないが、6日までやってるので見てくださいとしかいえません。
それにしても、すごい美しい完成された素晴らしい花入れに、
どんな花を活けたらいいかと考えたのだけれど、
わかりませんでした。
完成された空間とか、花入れに、入れるもの・加えるものは無いのかもしれません。

いや、ただ自分が未熟なだけかな。
きっとそうだな。




そういえばこの前、飯倉あたりをジョギングしてたときに、
新しいマンションが建っていて。こんな狭い土地によくもまぁって思って通り過ぎようとしたのだけれど、
その脇に小さい神社があって、10メートル位の参道がありました。
周りもビルばっかで、もうこの参道には陽が当たんないのかなって思うと、
少し寂しくなりました。
手がける物件を考えたほうがいいんじゃないかな、ハウスメイトさん。





ということで、きょうのまとめは、半年前地元に帰った時に駅前にあり、
驚いたものです。

2010年6月2日水曜日

初夏








だいぶん夏っぽくなってきました。
クーラーが苦手だけれども、花はすずしいほうがいいと思うので、
作業場はエアコンをオンです。
ぜったい、からだに良くない。
腹下りそう。

もうすぐ梅雨。
雨も晴れもすきなので、ぜんぜんオッケー。

誰かが言っていたけれども、ほんとに日本の四季は
優しいな。

最近暑いので、作る花も上の写真みたいになってきました。


では、暑い夏の夜にぴったりのこの方たちと。
今から準備しときます。
熱帯夜にむけて。